海田町にある木製電柱

海田町にある木製の電柱を見てきました。
木製電柱は耐用年数が15年と言われており、現存するものはとっくの昔に15年を超えています。
いつコンクリート製に変わってもおかしくないので、今のうちに見に行ってきました。
全部で9ヶ所。調べるにあたり、海田郷土文化研究会 令和4年度11号の資料を参考にさせていただきました。
海田郷土文化研究会 会長、ありがとうございます。
マップ
緑の電気マークが木製電柱の位置です。
やはり古くからの住宅が立ち並ぶ場所、瀬野川より北側にありますね。
特に西国街道付近が多いですかね。
写真
写真は全て2022年12月に撮影したものです。


施設年:1957年7月
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施設年:1956年7月
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施設年:1970年7月
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施設年:1940年7月
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施設年:1940年7月
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施設年:1945年7月 →2023年12月、新しくなりました


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施設年:1945年7月
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施設年:1945年7月
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施設年:1950年7月
看板
電柱についていた巻き看板もご紹介。
かなり古いものは朽ちて読めないものが多かったので残念です。






①「電柱えのぼってはいけません」(”電柱へ”ではなく”電柱え”なんです)「故障の節は電話二〇五二」とあります
②こうの質屋。上市の線路沿い(上組第4踏切付近)にありましたが、現在はありません。
③宮本時計店。船越南にありました。メガネ21の隣の隣ですね。現在は駐車場になっています。
④宮本ガラス店。大正町にありました。昭和50年頃に貸衣装のみやもとになり、現在では中川書店が移転しています。
⑤光カメラ。海田市駅北口の商店街通り、昔リトルマーメイド等があった辺りですね。現在は道路拡張及び海田市駅自転車等駐車場の設置で無くなっています。
⑥岡村商店。船越町松石新開(現在の船越南2丁目)にあったお店。現在はありません。
⑦佐々木産婦人科。畝にあった産婦人科医院だったと思います。現在は閉院。
海田郷土文化研究会 令和4年度11号には電柱の歴史なども書かれていて面白い内容でした。
興味のある方は公民館等にありますので、読んでみてはいかがでしょうか。
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